2/21【NOAH】クレイジー迎撃で原田「ノアジュニア世界に広げる」 GHCジュニア調印式
【NOAH】クレイジー迎撃で原田「ノアジュニア世界に広げる」 GHCジュニア調印式
2・23名古屋大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(王者)原田大輔vsスペル・クレイジー(挑戦者)」に向けた調印式が21日、都内ホテルで開かれた。
今年に入ってクレイジーが“PERROS DEL MAL DE JAPON"の一員として再びノアへの参戦を開始。すぐさまGHCジュニア挑戦を表明し、名古屋で王者・原田が迎え撃つことになった。
直接ピンフォール負けを含む前哨戦2連敗で劣勢の原田は、「7、8年ぶりにこのGHCのジュニアのベルトをかけてスペル・クレイジーと戦います。あのころとは全く違って、今のスペル・クレイジーに俺はひじょうに強さを感じてます。前哨戦も2回戦って、少ない技で相手を仕留めに来る」と世界的知名度を誇る大ベテランを全身で警戒。そのうえで「俺はこのノアジュニアでNーInnovationを立ち上げて、ノアジュニアを世界に広げていくためにも、まずは目の前の敵、スペル・クレイジーを倒して必ず防衛します」と“世界のノアジュニア"に向けた肥やしにすることを誓った。
一方のクレイジーは「もう俺は準備できてるし、あさっての名古屋で原田、お前のことを倒す。言いたいことはそれだけ」と余裕しゃくしゃく。思い入れの強いペロス軍としての挑戦には「本当に素晴らしいチーム。顔を見れば分かる通り、すごくうれしい」と笑顔がこぼれたが、「イギリスでもアメリカでもメキシコでもひじょうに有名なベルト。ぜひとも自分がメキシコに持って帰りたい」と4度目の挑戦での初戴冠を見据えた。
“ヘビーに負けないノアジュニア"を標ぼうして、ジュニア主体ブランド『N Innovation』を立ち上げ、4月には“ノアジュニアのみ"の両国国技館開催も控える原田だが、「両国ももちろん大切ですけど、目の前の敵、スペル・クレイジーを倒さなければ、両国も僕にとって変わってくるので、いい形でつなげるためにも、まずは防衛です」と強調。大志のためにも、まずはクレイジー撃破に全身全霊を注ぐ。
【会見の模様】
▼クレイジー「もう俺は準備できてるし、あさっての名古屋で原田、お前のことを倒す。言いたいことはそれだけだ」
▼原田「7、8年ぶりにこのGHCのジュニアのベルトをかけてスペル・クレイジーと戦います。あのころとは全く違って、今のスペル・クレイジーに俺はひじょうに強さを感じてます。前哨戦も2回戦って、少ない技で相手を仕留めに来る。脅威もありますけど、俺はこのノアジュニアでNーInnovationを立ち上げて、ノアジュニアを世界に広げていくためにも、まずは目の前の敵、スペル・クレイジーを倒して必ず防衛します」
――GHCジュニアというタイトルへの思い入れは?
▼クレイジー「このGHCのジュニアのベルトはたくさんの歴史が詰まった凄く大事なベルトだと思っています。その大事さというのは日本だけではなく、イギリスでもアメリカでもメキシコでもひじょうに有名なベルトですから、これはぜひとも自分がメキシコに持って帰りたい。そう思うぐらいひじょうに重要で大事なベルトだと思っています」
――『ノアジュニアを世界に広げる』とのことだが?
▼原田「世界に広げると。世界は意識しますけど、まずしっかりとスペル・クレイジーを倒さなければ、僕はその世界の先が見えないと思うので。世界を知るスペル・クレイジーを倒して、このノアジュニアを世界に広げていきたいなと思ってます。そのためにもこの試合はベリー・ベリー・インポータントだと思ってます」
――ペロス軍の一員として挑戦するが特別な思いはある?
▼クレイジー「自分の表情を見ていただいてもわかると思うんですけど、ペロス・デル・マル・デ・ハポン、この一員になっていることをうれしく思ってます。すごくうれしく思ってます。本当に素晴らしいチームだと思ってます。以前はペロス・デル・マル・デメヒコのメンバーだったんですけど、今はこうして日本でメンバーに入っているということをすごくうれしく思っています。顔を見てわかりますよね?」
――だからこそ、どんな勝ち方をしたい?
▼クレイジー「チャンピオンの原田選手のことはずっと長く知ってます。素晴らしい選手だということもよくわかっていますけど、自分がやることは勝つ。それしか考えていない。とにかくチャンピオンを倒す。それだけです」
――一度ピンフォール負けを喫し、横浜で大の字にされたが、どんな形で借りを返して両国につなげる?
▼原田「一回負けて、横浜でも大の字にさせられて、俺的には屈辱ですけど、だからこそ名古屋、ドカーン!と勝って、その屈辱を晴らしたいと思います」
――名古屋に集中する?
▼原田「そうです。両国ももちろん大切ですけど、目の前の敵、スペル・クレイジーを倒さなければ、両国も僕にとって変わってくるので、いい形でつなげるためにも、まずは防衛です」