4/27【NOAH】両国2連戦へ参戦外国人選手が大挙会見 デュプリ&ワグナーJr.、テハノJr.、Eタイガーらがコメント
2日後に迫った4・29・4・30両国2連戦に向けて、参戦外国人選手が勢ぞろいする会見が27日、都内ホテルで開かれた。
ノアでは新型コロナの影響で外国人選手の招へいがままならない状況が続いてきたが、この両国2連戦から本格解禁。元GHCタッグ王者のレネ・デュプリ&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.らが都内ホテルに集合して意気込みのほどを述べた。
2年前には感染拡大に伴う渡航制限で来日が困難な状況に陥り、王座を返上していたデュプリ&ワグナーJr.組は「凄く大きい印象を残したい。結果も残す。遊びに来ているわけではない」(デュプリ)、「コロナがあって日本に来れなくなって、物凄く悲しかった。2年間、本当に頑張ってきたので、それを証明したい。両国という特別な戦士が戦う場所で、メキシコ人が戦士であることを証明できると思います」(ワグナーJr.)とそれぞれ意気込んだ。
“本家"PERROS DEL MALとして来日し、今回がノア初参戦となるテハノJr.は、NOSAWA論外&スペル・クレイジーと組んで、タダスケ&大原はじめ&近藤修司の金剛ジュニアトリオと対決する。「金剛というユニットは知っているけど、相手が誰かは全く関係ありません。このPERROS DEL MALにとって誰であろうが全く恐怖はないし、“悪の犬"の強さを見せつけて誰であろうとぶちのめす」と悠然とコメントした。
12年ぶりのノア参戦となるエクストリーム・タイガーは吉岡世起との一騎打ちがスタンバイ。久々のノア参戦を感謝したうえで「準備万端。なぜティファナが凄いかを証明します」と余裕を漂わせ、一方の吉岡も「世界で戦ってきたエクストリーム・タイガーの記憶に4月29日、両国で俺の名前を刻み込んで、しっかり勝ちたい」と闘志を燃やした。
ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフとの3WAY戦に臨む忍者戦士ニンジャ・マックはノア初参戦。「私は以前から忍者だった」と英語で告白して深まる謎を残しつつ、「この二人と3WAYをするのは初めてですけど、おそらく皆さんが見たことないような動きをお見せできると思います」と超ド級のアクロバティック・ファイトを予告した。
会見における参戦外国人選手らのコメントは以下の通り。
【会見の模様】
▼ワグナー「2年間ノアのリングに上がっていなかったので、すぐにでも試合をして、いまだに失っていないものを証明したいと思います」
▼デュプリ「コンバンハ。ここ2年間、長くて試合ができなくて結構イライラしていましたが、ノアのリングに戻ってこれて凄くうれしいです。そしてパートナーのドクトル・ワグナーと一緒にやれてうれしいです」
――コロナの影響でGHCタッグ王座を返上しているが心残りはある?
▼デュプリ「今回は凄く大きい印象を残したいと思います。そして結果も残していきたいと思います。遊びに来ているわけではありません。15年間レスリングをやってきて、まだまだ自分のポテンシャルを出し切っていないので、今回ノアの一番、トップを目指しています」
▼ワグナー「2年前、コロナがあって日本に来れなくなって、物凄く悲しかったです。しかし今はここに来れたことが本当にうれしくて、2年間、本当に頑張ってきたので、それを証明したいと思います」
――2年間、歯がゆい思いだったと思うが、それをどんな形で両国にぶつけたいと思っている?
▼デュプリ「一番大きい印象を残します」
▼ワグナー「メキシコ人はみんな戦士。両国という特別な戦士が戦う場所で、メキシコ人が戦士であることを証明できると思います」
▼矢野「僕にとって初の両国大会なんで、そこは楽しみです。そして、その両国大会で外国人選手とシングルマッチを組まれてから、ずっとワクワクしています。僕はノアでやってきたことには自信を持っているので、ぜひ両国N-Innovation、僕とスレックス選手の試合を楽しみにしといてください」
▼スレックス「9年ぶりにノアにまた参戦することになりまして、自分はこれをビジネスととらえています。ここに出場する選手は自分が最高のジュニアの選手だと証明したいと思っているかもしれませんが、自分はそういうふうに思っているわけではないです。自分はスーパージュニアヘビー級の選手であることを証明します。矢野選手には申し訳ないですけど、ここは自分がしっかりといいところを見せて、自分の凄さというものをWRESTLE UNIVERSEを見ている世界中の皆様に見ていただこうと、そういう気持ちで試合に臨みます」
▼吉岡「エクストリーム・タイガーとは会場で一度会ったことがあるんですけど、試合をしたことないし、たぶん自分のことなんか覚えてないと思います。世界で戦ってきたエクストリーム・タイガーの記憶に4月29日、両国で俺の名前を刻み込んで、しっかり勝ちたいと思います」
▼エクストリーム・タイガー「皆さん、こんばんは。今回は12年間という長い年月を経て戻ってこれたことをノアの皆様に感謝します。私は23年間レスリングをしています。その経験のおかげで誰を相手にしても勝てる自信があります。今回それを吉岡選手を相手に証明してみせます。エクストリーム・タイガーは準備ができていることを証明します。そして、なぜティファナが凄いかを証明します」
▼テハノJr.「まず立ち上がって皆さんに話をしたいと思います。なぜなら本当のスターというのは、その存在感を皆さんに見せなければならないからです。そして私、NOSAWAさん、スペル・クレイジーは世界的に実力を証明してきている人間たちなので、今回も間違いなく皆さんにそのクオリティを見せることができると思います。そして私が代表して、このチームの、悪の犬たちの強さを皆さんに証明したいと思っています」
▼ドラゴン・ベイン「私はメキシコのイダルゴ州パチューカからここに来ました。3年間という長い年月を経て、ここに来れて本当にうれしいです。今月29日、両国の試合で実力を証明したいと思っています」
▼アルファ・ウルフ「3年は短いようで本当に長い時間でした。今回、ロス・ゴルペアドーレスの実力を証明したいと思っています。そしてニンジャ・マックとともに世界でもその実力を証明して、今回、世界一だと証明したいと思います」
▼ニンジャ・マック「まずはじめに、こうして日本に来ることができたことを凄くうれしく思っています。こうして迎えていただいて感謝しています。この二人と一緒に3WAYで試合をするわけですが、この二人と3WAYをするのは初めてですけど、おそらく皆さんが見たことないような動きをお見せできると思いますので、ぜひ試合を楽しみにしてください」
――両国大会で戦う金剛を知っているか? 知っていれば印象を。
▼テハノJr.「金剛というユニットは知っているけど、相手が誰かは全く関係ありません。このPERROS DEL MALにとって誰であろうが全く恐怖はないですし、誰であろうとぶちのめしてやります」
――ノアについてどんな印象を持っている?
▼テハノJr.「ノアは世界的にも素晴らしい団体で、その選手たちはみんな素晴らしいクオリティを持っているとは思いますが、私たちがノアだっていうことを今回その実力で証明したいと思っています」
――リングネームにニンジャと付けた理由は?
▼マック「プロレスラーになる前、自分は忍者だったのでニンジャ。そして名前がマック。ただニンジャにするのではなくニンジャ・マックと付けました」
――シルクド・ソレイユで活躍されていたとのことだが、その時に忍者だった?
▼マック「若い頃に格闘技の練習をして、格闘技漬けになっていたんですが、進学をせず、そのまま格闘技の習得に励みました。その先にあったのがサーカス、シルクド・ソレイユでの活動だったのですが、そういった過程を踏んでいく中で忍者になりました。進学をしないでサーカスをする方に逃げたという感じですね。ずっと昔から忍者と名のつくものが全て好きで、自分自身が忍者だと思っています」
――両国の大舞台で3WAYを戦うことをどう思うか? どんな試合を見せたいか?
▼ベイン「アルファ・ウルフと私は兄弟なんですけど、今回はそれは考えないで、メキシコ人がなぜ戦士であるかということを戦いで証明したいと思っています」
▼ウルフ「私とドラゴン・ベインは兄弟なんですけど、今回戦うのが初めてじゃないですし、ニンジャ・マックと戦うのも初めてではありません。今回3人ということで特別な思いがあるのは間違いないです」