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6/25【全日本】元子相談役から馬場さん愛車のキャデラック贈呈 三冠王者・曙決意新た「全日本の横綱としてもっともっと熱く面白く凄い試合をしていきたい」(写真あり)

 三冠ヘビー級王者・曙が25日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。馬場元子取締役相談役からジャイアント馬場さんの愛車だったキャデラックを贈呈された王者は感激しつつ「これからも全日本プロレスの横綱として、もっともっと熱く面白く凄い試合をしていきたい」と改めて誓い、7月シリーズを次期挑戦者選びの場とする構えをみせた。

 先の6・21札幌大会で曙は宮原健斗を激闘の末に下し、三冠王座初防衛に成功。至宝王者としての第一歩を踏み出した。「チャンピオン・カーニバルも直接獲られてるし、世界タッグも獲られてる。そこで三冠まで獲られたら僕のプロレス人生も終わる」と密かに覚悟して臨んだ大一番を制し、名誉なご褒美が待っていた。

 元子相談役から故・馬場さんの愛車であるキャデラックを贈呈したいとの厚意を受けたのだ。実は以前から元子相談役から持ちかけられていたという曙だが、「こっちとしては乗りたいけど、申し訳ない気持ちの方が凄い」とお断りしていた。それでも三冠初防衛のお祝いとして用意され、ようやく“馬場さんの遺産"を受け取ることを決めた。

 この日、全日本道場に元子相談役が和田京平レフェリーに伴われてやってきた。そこには白い大型のキャデラックがあった。ナンバーには馬場さんの必殺技16文キックにちなんで「16」の数字が刻まれている。元子相談役によると馬場さんが亡くなる前年の98年5月から愛用し、馬場さんにとって最後の愛車となったものだという。

 元子相談役からキャデラックのキーを受け取った曙は恐縮しきり。さっそく運転席に乗り、「最高!」とご満悦の表情をみせた。元子相談役から「今まで私が知ってる、私が思うチャンピオンはみんな大きかった。そう言う意味でも馬場さんも喜んでおられると思います。早くこういう人が出てきてほしかった」との激励の言葉ももらって表情を引き締めた。

 この日から馬場さんの愛車は曙の愛車に変わる。曙は今後このキャデラックで会場入りするつもりで、ファンも見る機会ができそうだ。「練習の時間が少なくなるよ、毎日磨くから(笑) やっぱりかっこいいですね」と笑顔をみせた曙は、一方で「感謝感激ですね。これからも全日本プロレスの横綱として、もっともっと熱く面白く凄い試合をしていきたいと思ってます」と気を引き締め、元子相談役の期待に応えるためにも全日マットをさらに活性化させていくことを誓った。

 現時点で次期挑戦者は不在。そこで曙は「7月8日の後楽園大会、他の選手を見て誰がいいのか決めたい」と7月シリーズを次期挑戦者選びの場とする構えをみせた。開幕戦の7・8後楽園大会ではユニオン・石川修司とのタッグ対決が決まった。両者は6・4後楽園大会以来2度目の対戦。石川自身も三冠挑戦に色気をみせていたとあって、挑戦者候補の一人といえる。前回の初対決は何とも刺激的な肉弾戦となったが、曙は「この間いい感触あったけど、それ以上の感触がないと無理ですね。この間と同じぐらいだったら終わってしまうんで、それ以上のことをやっていただかないと」とさらなる上積みを求めていた。

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