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2/23【全日本】3・12後楽園で元アックスボンバーズ対決実現 大森「アジアタッグを全日本に取り戻すのは俺」(写真あり)

 3・12後楽園大会で田村和宏と組んでアジアタッグ王者・木高イサミ&宮本裕向に挑戦する大森隆男が23日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。元アックスボンバーズ対決となるタイトルマッチが決まり、大森は感慨に浸りながらも「アジアタッグを全日本に取り戻すのは俺」と言い切った。

 2・21大阪大会で実現した大森と木高&宮本のアックスボンバーズ対決。その試合後、ヤンキー二丁拳銃が大森&田村とのアジアタッグ戦をアピールし、3・12後楽園大会で元アックスボンバーズ対決によるタイトルマッチが実現することになった。

 アックスボンバーズは大森が2005年に結成したユニット。メンバーとなった木高、宮本、田村らが大森を師と仰ぎ、ZERO1-MAXなどで活動した。それが10年以上の時を経て全日本のリングで再会を果たし、最古のベルトを争う。「手を合わせて気持ち一つにやってきた仲間、みんなそれぞれ自分たちの立場、地位を築いて頑張ってます。また全然違うアジアタッグというシチュエーションの中で顔を合わせるというのもこれも何かの運命」と感慨をあらわにした大森は、「彼らの成長だとか、そういったものを確認するのはリングの上というのが一番ふさわしいんじゃないか」と話した。

 もちろんアジアタッグが外敵に流出している現状を看過するつもりはない。「アジアタッグのベルトが全日本から流出して何とかしないといけない気持ちも僕が三冠を目指す気持ちと同時にそういう気持ちもある」と言い切った大森は、「向こうからこのベルトに挑戦してこいと言葉にして出してくれた以上、俺にとって何ら拒む理由はない。アジアタッグを全日本に取り戻すのは俺がいかなきゃいけない」と最古のベルト奪還を誓っていた。

【会見における大森】
――3・12後楽園で田村と組んでアジアタッグ挑戦が決まったが?

▼大森「先日の大阪大会で木高イサミ、宮本裕向この二人から『このベルトに挑戦してこい』というアピールがありました。だったらやってやろうじゃないかと。あの二人からの要求はパートナー、かつてアックスボンバーズとして同志であった田村和宏を連れてというものでした。やってやろう、そういう心境ですね。どのぐらい前か思い返してみても正直、過去の記憶になってますけど、手を合わせて気持ち一つにやってきた仲間、みんなそれぞれ自分たちの立場、地位を築いて頑張ってます。また全然違うアジアタッグというシチュエーションの中で顔を合わせるというのもこれも何かの運命かなと思うし、正直、複雑な心境でもあるんだけど、彼らの成長だとか、そういったものを確認するのはリングの上というのが一番ふさわしいんじゃないかと思いますね」

――2・21大阪で戦った印象は?

▼大森「個々に映像であったり、会場であったり、試合は見てましたし、活躍も知っておりましたけど、タッグチームとしてあの二人があそこまで連係を駆使してくるとは思わなかったし、僕が一緒にやってた時期が10年ぐらい前になりますかね。成長には驚きましたね。アジアタッグのベルトが全日本から流出して何とかしないといけない気持ちも僕が三冠を目指す気持ちと同時にそういう気持ちもありました。向こうからこのベルトに挑戦してこいと言葉にして出してくれた以上、俺にとって何ら拒む理由はない。アジアタッグを全日本に取り戻すのは俺がいかなきゃいけない。そう思います」

――アックスボンバーズは大森選手にとってどんな意味合いがある?

▼大森「10年前、自分もいろいろ複雑な環境というかめまぐるしく変わってた時期でもあったし、自分が成長していくと同時に彼らの指導をして一緒に成長していこうよと、そういう集まりだったと僕は認識してますね。いろんなドラマがあって理想とするレスラー、目指す道、そういったものも含めていろんなことがありましたね、本当に。それに関わる人たちもいたし、リング上だけじゃなくてプライベートのことだったり、そういうことも分かち合ってきた、そういう仲間だと思ってましたね」

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