プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/29【NOAH】新宿FACE初のGHC戦へ大原「伝説作る」 4・5Jr.タッグ戦へケンオーハラと桃の青春が調印式(写真あり)

 4・5新宿大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(選手権者/ケンオーハラ)拳王&大原はじめvs原田大輔&小峠篤司(挑戦者/桃の青春タッグ)」に向けた調印式が29日、都内ノア事務所で開かれた。新宿FACEでノアのタイトルマッチが開かれるのは初とあって、大原は「伝説を作る」と予告した。

 3・19後楽園大会でケンオーハラが桃の青春を破り、約1年ぶりとなる返り咲きに成功。ただ、勝利目前で大原一瞬の丸め込み“ムイビエンクラッチ"で敗れた桃の青春はすぐさま再戦を要求し、わずか17日後の新宿大会で立場を逆にしたリマッチ王座戦が組まれるに至った。

 調印式で小峠は「勝てる試合を落としてしまった。すぐにでも、もう一回試合をして、桃の青春が強いってことを見せつけたい」と強調。ケンオーハラには昨年のジュニアタッグリーグ戦公式戦に続く連敗で、過去2戦で未勝利だが、「お客さんを惹(ひ)きつける力っていうのは、確かにこの2人は凄いなと思ってますが、試合に関して負けているポイントはない。いつでも勝てると思ってます。2回とも負けたのは“たまたま"」と言いきってみせた。

 一方の拳王は「負けてなかったら何でベルトがこっちに来てるんだよ。次も俺たちの完勝だよ。ずっと俺たちが勝つんだよ。お前らの光もすべて消してやるからな」と応戦し、「1年かけて獲り返したこのベルト。20日足らずで落とすわけにはいかない」と返り討ちを誓った。

 昨年は“対鈴木軍一色"だったノアジュニア。ただ、ジュニアタッグ戦線では桃の青春が鈴木軍ジュニア勢を4連破して一応の区切りをつけ、ようやく“ノア内対決"にシフトし始めた時期でもある。そんな状況を大局的に分析してみせたのは、やはり大原だった。

 「桃の青春は素晴らしいと思いますね。“総受け"の小峠と、“スーパー攻め様"の原田。ナイスカップリングだと思いますね。でも、このチームよりウチらのほうが素晴らしい…ってことを何回でも証明して“ウチらが上"ってことを見せつけたい。この4人の戦い。仮にタイトルマッチじゃなかったとしても、お客さんが何度でも観たいと思うような試合をしなきゃいけない」とケンオーハラvs桃の青春対決のいわゆる“ブランド化"に意欲をみせた。

 しかも新宿FACEでGHC戦が行われるのは今回が初めて。「新宿FACEという会場は迫力や雰囲気が伝わりやすい。後楽園よりも“精密なプロレス"がお客さんに伝わると思います」と分析した大原は、「だから、その限られたお客さんに僕らの試合がとてつもないモノだったと見せつける。ウチらが伝説的な試合を作って、ケンオーハラがこのプロレスリング・ノアのブランドであり、顔だってことをしっかり見せつけて、ムイビエンな結果を作ります」と予告してみせた。

 4・10ディファ有明大会では金丸義信の持つジュニア・シングル王座への挑戦者決定トーナメントも開催。こちらにも4人によって争われ、1回戦では「拳王vs大原」「原田vs小峠」とパートナー対決が実現する。原田が「内容でケンオーハラと勝負したいと思います。俺たち2人のほうが凄い試合をして、その上で自分が勝って優勝します」と宣言すれば、大原も「拳王とは去年の大田区で初めてシングルをやりましたけど、僕らの試合の反響のほうが(桃の青春対決より)全然大きいわけで、今回ディファでやりますけど、前回以上の試合が僕らだったらできると思います」と対抗心を隠さず。ケンオーハラと桃の青春。春先のあらゆる切磋琢磨で、ノアジュニアを一段と高みに導く。

※調印式における4選手の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします

4/5(火)東京・新宿FACE『Spring Navig. 2016 vol.2』18:15開場、19:00開始

▼シングルマッチ
熊野準
vs
石森太二

▼シングルマッチ
北宮光洋
vs
エル・デスペラード

▼タッグマッチ
平柳玄藩
小川良成
vs
タイチ
金丸義信

▼タッグマッチ
クワイエット・ストーム
齋藤彰俊
vs
モハメド ヨネ
マイバッハ谷口

▼6人タッグマッチ
中嶋勝彦
潮崎豪
丸藤正道
vs
飯塚高史
鈴木みのる
杉浦貴

▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
[挑戦者]
小峠篤司
原田大輔
(1/60)
大原はじめ
拳王
[第26代選手権者]
※拳王&大原組初防衛戦

プロ格 情報局