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4/26【全日本】5・7世界ジュニア戦へ会見 梶「ベルト巻いて勝利のトマトダンス踊る」、青木は挑戦者のハイテンションぶりを最警戒

 5・7千葉大会で世界ジュニアヘビー級選手権試合を行う王者・青木篤志、挑戦者・梶トマトが26日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。初挑戦となる梶はホームタウン千葉での初戴冠を誓って「ベルトを巻いて勝利のトマトダンスを踊りたい」と予告。2度目の防衛戦となる青木は挑戦者のハイテンションぶりに警戒心を強めつつ返り討ちを宣言した。

 4・9後楽園大会に来場した梶は、試合直後の青木に世界ジュニア挑戦を再アピール。5・7千葉大会での初挑戦を決めた。しかも舞台はK-DOJOのお膝元・千葉。「僕のテンションはMAXですよ! ハイテンションで今から戦えるのが楽しみでしょうがないですね」と今から高ぶりまくっている。

 チャンピオン・カーニバル期間中に挑戦を要求するKYぶりを発揮した梶だが、それも世界ジュニア獲りにかける覚悟の裏返し。「当日までにどんどんテンション高めていって、当日はハイテンションフルMAXで臨みたい」と誓った梶は、「ベルトを巻いて勝利のトマトダンスを踊りたいと思います。今までこのベルトを巻いてダンスを踊った人はいないと思うんで、初めての人になりたい」と初挑戦・初戴冠を描いた。

 迎え撃つ青木は2度目の防衛戦で、梶とはこれが2度目の一騎打ち。前回は2年前の2014年2月のジュニアリーグ公式戦で、梶に苦杯をなめている。2年ぶりに訪れた雪辱の機会に「あれから2年以上経ってるわけですから、彼も成長してるし、僕も成長してる。負けられない戦いですから、気を引き締めてやりたい」と必勝を誓った青木は、「トマトダンスを踊らせるためにあるベルトじゃないんで、意地で防衛して伝統を僕がしっかり守りたい」と返り討ちを宣言した。

 「当時からテンションの高い選手だと思っていて、しかも一発の切れ味だとかいろんなものはある」というのが青木の梶評。「あれが一番おっかないですね。前回もそうだったんだけど、あれでちょっと自分のテンションを崩された」とそのハイテンションぶりを警戒している。梶に入場時のトマトダンス禁止を要求し、拒まれると「当日僕は目をふさいで耳もふさいで、彼の動きは一切見ないようにします」とキッパリ。「その冷静な青木さんのテンションを上げてハイテンションな戦いをやりたい」と自分のペースに引き込もうとする梶に対し、「2年前はそのテンションに微妙にやられた部分があるんで、その反省も踏まえて今回は絶対にテンションを上げず自分のペースを貫き通して必ず防衛したい」と付き合わない構えをみせていた。

☆5/7(土)TKPガーデンシティ千葉『千葉EXTRA DREAM10 第10回記念大会』17:00開始

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
梶トマト
(1/60)
青木篤志
[第39代王者]
※青木2度目の防衛戦

プロ格 情報局