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7/23【DDT】秋山が予告通り竹下に直接勝利 「準烈」がALL OUTとの全面対決して好発進

 東京・後楽園ホール大会『Summer Vacation 2020』が23日、行われ、「準烈」が初陣でALL OUTと4対4全面対決。秋山準が予告通り竹下幸之介から直接勝利を奪ってユニットの好発進を決めた。

 秋山率いる秋山軍(仮)のユニット名が「準烈」に決まり、本家といえる男性歌謡グループ「純烈」から“公認"も得た。この日のセミファイナルでユニット名決定後、初の試合を迎え、秋山&大石真翔&渡瀬瑞基&岡谷英樹が竹下&彰人&勝俣瞬馬&飯野雄貴のALL OUTとの全面対決に臨んだ。

 試合は秋山と竹下の大将同士でスタート。竹下がヘッドロック、タックル、コブラツイストなどで攻め立てる。戦いは度々場外戦へも発展し、キャリア4ヵ月の岡谷が劣勢に回る場面もあったが、「準烈」は全員の力でカバーした。

 15分過ぎ、秋山が仕掛けた。竹下の顔面にヒザを叩き込み、エクスプロイダーを連発していく。2カウントで返す竹下になおもヒザ攻撃をぶち込むと、ここ一番にしか出さないリストクラッチ式エクスプロイダーをさく裂させて竹下から3カウントを奪った。

 予告通り竹下に直接勝利を収めた秋山は「『名前使っていい』と言われて、初っ端から負けるわけにはいかない。リーダー(大石)もそうだけど、それぞれが自分の仕事場所をしっかり把握してやってくれたから、いい形に回してもらいました。バッチリだったな!」と満足げ。「コイツ(渡瀬)も、こうは言えども自分の仕事をしっかりやってくれたから、今日の1勝につながったと思うし。あと、ボクに足らないのは、この渡瀬をちゃんと更正させること。ちゃんとした人間にすること」と渡瀬教育を見据え、「でも、まぁ今日は勝ててよかった。彼(岡谷)は、正直ボクが見ていても『何をやってんだよ』って思うところもあるけど、ただ前に行こう行こうという気持ちを見ていたら、『コイツが行くんだから、オレも負けていられないな』と思うし。とにかくリングで前に前に行こうっていう気持ちだけ忘れるな!」と笑顔で岡谷を評しつつ叱咤した。

 一方、ピンフォール負けを喫した竹下は「オレがDDTの何なのか? オレの答え、DDTの強さの象徴に、そうなりたい。秋山準が全日本プロレスで、ノアで、そしてプロレス界でそうであったように、オレはDDTの強さの象徴でありたい」と秋山からの投げかけに返答。悔しさを噛みしめながらも「今日、負けて、負けたヤツが言うことじゃないけど、秋山準! オレのライバルになってください。竹下幸之介のライバルになってください」と訴え、「オレが負けたところから始まるプロレスはこれが初めてだと思う。絶対に超えるから! オレは秋山準を絶対に超えるから、見ておいてください」と誓って前を向いた。

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