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8/30【全日本】アジアタッグ会見でゼウス&イザナギと大論争 T-Hawk「三冠より面白いと思わせたい」、リンダマン「疾走感をもって盛り上げていく」

 9・7後楽園大会でアジアタッグ級選手権試合を争う王者・ゼウス&イザナギ、挑戦者・T-Hawk&エル・リンダマンが30日、東京・湯島の全日本事務所で会見し、大論争を展開。#STRONGHEARTSの二人は「三冠ヘビーより今アジアタッグを面白いと思わせたい」(T-Hawk)、「全日本プロレスのアジアタッグ戦線を今までにない疾走感をもって盛り上げていく」(リンダマン)と最古のベルト戴冠を誓った。

 8・29後楽園大会で王者・ゼウス&イザナギとの6人タッグ対決に勝利したT-Hawkがリンダマンとともにアジアタッグ挑戦を表明。一夜明けたこの日、9・7後楽園大会でのタイトル戦が決まった。互いをベストパートナーと自負し合う二人だが、意外にもタッグ王座戴冠経験はない。王者は1年以上の長期政権を築いているゼウス&イザナギ。T-Hawkは「僕らは日本だけじゃなく世界でも組んできたタッグなので、経験値という部分では劣らずというか、そこの部分では超えてる」と豪語してみせた。

 今年3月のCIMAの世界ジュニア王座戴冠をきっかけに#STRONGHEARTSの全日本侵攻が始まった。「全日本プロレスさんから刺激もいただいてますし、出るようになって僕個人としては王道トーナメントでライジングHAYATOと1回戦、2回戦で宮原健斗と肌を合わせてみて、プロレス魂に火が付いた」というT-Hawkは「感謝の意味もあって、だったらもっと全日本プロレスさんを我々GLEATが盛り上げていこう」との思いでアジア獲りに乗り出す。リンダマンも「イザナギ、ゼウス、1年でお前らのアジアタッグ巻いてる時間は終わりだから。これからは俺たちT-Hawk、リンダマンが疾走感をもって! このベルトを回していくから」と宣言した。

 ゼウスが「今回も絶対防衛して、自分も三冠に返り咲く道を作る。イザナギさんも世界ジュニアを獲る道を作っていく。そういう階段を一歩一歩、登れていったら」と返り討ちを誓うと、リンダマンが「一歩一歩とか言ってるから疾走感がないんじゃないかと。疾走感がないからこそアジアタッグ戦線が面白くないんじゃないか」と手厳しく反論。「僕たちがもし、それこそ全日本の選手だったら、三冠いくため、世界ジュニアにいくために10段飛ばしでも100段飛ばしでもいきますよと。それぐらいの疾走感がある方がいいんじゃないか」と主張した。

 大論争が展開された会見はゼウスが声を荒らげ、一時は不穏なムードも漂ったが、どちらの考えも間違っていないだけに平行線のまま終わった。論争が決着とならなかったものの、両チームは最古のベルトをかけて雌雄を決する。

【会見の模様】
▼リンダマン「エル・リンダマンです。前回の挑戦ではこの#STRONGHEARTS、GLEATから鬼塚一聖とこのリンダマンが組んで、ゼウス&イザナギ組に挑戦して惜しくも敗れてしまったんですけど、だいぶ手応えはあるんでね。ここで帰ってきたT-Hawk。僕のベストパートナーであることは間違いないんで。今までたくさんの団体でT-Hawkと組んで、いろんなタッグタイトルに挑戦してきましたけど、すべて負けてきたんで、その経験をこのアジアタッグ選手権にぶつけてやりたいと思います」

▼T-Hawk「まずアジアタッグ挑戦にあたって、僕のケガの都合で一回、鬼塚に流れてしまって。やっぱり僕とリンダマン、GLEATとしても歴史あるアジアタッグのベルトは凄く手に入れたい勲章だと思ってます。ゼウス選手、イザナギ選手、このアジアタッグのベルトもおそらく1年以上かな。持ってると思うんですけど、持ち続けていられるのは実力のあるタッグというふうに僕たちは捉えてるんで。ただ、さっきリンダマンも言いましたけど、僕らは日本だけじゃなく世界でも組んできたタッグなので、経験値という部分では劣らずというか、そこの部分では超えてるかなと思ってるので、それを試合当日にしっかり結果として残して、GLEATに勲章を持って帰れたらなと思ってます」

▼ゼウス「今もT-Hawk選手が話していた通り、このアジアタッグのベルトは自分とイザナギ選手、大阪プロレス出身の二人が何と何と全日本でタッグチャンピオンになってね。本当に大切な大切なベルトなんで。1年間以上、守り抜いてきました。今年一年の自分の目標として一つ掲げるものが、このアジアタッグをイザナギ選手と必ず守り続けること。これまで正直いろんな選手とアジアをやってきて、若手ともやりましたし、同じPURPLE HAZEの入江選手、UTAMARO選手ともやりました。今回、こうやってエル・リンダマン選手、T-Hawk選手と。二人は凄い強敵やと思ってるんでね。ここで必ず自分らが実力を見せて、この全日本プロレスのゼウス、元三冠王者、チャンピオン・カーニバル全勝優勝。自分がいるからには絶対負けないです。そして15年の付き合いになるイザナギ選手。信じ合えてる絆のあるタッグチームなんでね。この二人から絶対に守り抜いてやろうと思ってます」

▼イザナギ「昨日のT選手との対戦のあと、マイクアピールでリンダマン選手も出てきてもらって挑戦表明してくれたんですけど、昨日と言ってることが今日は物凄いストレートというか、昨日言ったことは、この業界あるあるで都合悪くなったり、タイミングが悪くなったら、なかったことになるんじゃなく。俺たちが挑戦すると。ちょっと待ってくれよと。全日本としてはこの二人が挑戦することをやりましょうと言っていて、ケガはしょうがないですけど、そっちの都合でなくなって、なくなったけど代理でやるぞと。鬼塚選手ね。凄く気持ちのいい、気合の入った若者だったんで、我々も全然やりましょうということで、こっちはなかったことにはしてないつもりなんですよ。今回にしろ、昨日言って、今日いきなり会社来いって記者会見だと。スタッフの数、知ってます? 全日本の。このマッハの対応。で、なぜこっちが悪いみたいなこと言われてんだって。昨日リングの上ではそんなに思ってなかったけど、ちょっと違うだろうと。こっちはやることやったし、ちゃんと筋も通してるつもりなんで。向こうがごめん、できませんって言ってきたとこっちは思ってたんで。今日はそういうことを言ってくれるのかなと。こっちもちょっと熱くなって、今までのアジアとは違うスタイルでいこうかなと思ったら、あぁっていう感じの発言だったんで、怒るタイミングをなくした。どっかの発言で『おぅ!』って立つ練習してたんですけど。もちろん挑戦者チームとしては何の文句もないですし、僕なんかリンダ選手にしろ、T選手にしろ、勝ったことないので、チャンピオンではあるものの、逆に僕が挑戦者のつもりでいくつもりなんですけど、何だよ。怒らせてくれよっていう気持ちですね。もっとずば抜けて筋の通ってないこと言ってくれるのかなと…」

▼リンダマン「もういいですか?(苦笑)」

▼イザナギ「(立ち上がって)しゃべってる途中だろうが!」

▼リンダマン「怒るタイミング作ったわけじゃないですよ。俺はT-Hawkの代理で鬼塚を連れてきたわけじゃないってことは鬼塚が挑戦する時に言ってるから、ちゃんと」

▼イザナギ「そうなの?」

▼リンダマン「そうだよ」

▼イザナギ「代理じゃないの?」

▼リンダマン「T-Hawkの代理じゃない」

▼イザナギ「だましやがったな、てめぇ!」

▼リンダマン「ふざけんな! このヤロー。ただの話聞けねぇ奴になってるじゃねぇか!」

▼イザナギ「今、聞いてもらってもわかる通り、こっちの意見を頭のおかしい人間というようにすり替えてね。民衆を誘導して自分のとこにもっていく。これがGLEATのやり方か?」

▼リンダマン「でもね、全日本プロレスさん。一つ感謝したいことがあるんですよ。確かに俺は昨日のリング上で疾走感っていうことを、GLEATの推してる疾走感というワードを何回も使って、疾走感をもってアジアタッグタイトルを俺たち#STRONGHEARTSが動かしていくと。そういうことを言ったら、まさに次の日、イザナギが言うマッハな、次の日というこのタイミングで疾走感をもって記者会見をやってくれたというのは、これ一つ、俺たちの疾走感に全日本プロレスが引っ張られてんじゃないの〜!みたいな」

▼イザナギ「ふざけんな、おい!」

▼リンダマン「ふざけてはねぇだろ!」

▼イザナギ「まぁ、そうだな」

▼リンダマン「そういうことだよ。記者会見がこのタイミングで開かれることだったりとか、そういうこと自体、全日本プロレス自体が#STRONGHEARTS、GLEATのアジアタッグ戴冠に期待してるんじゃないのかなと。イザナギ、ゼウス、1年でお前らのアジアタッグ巻いてる時間は終わりだから。これからは俺たちT-Hawk、リンダマンが疾走感をもって! このベルトを回していくから。そういうことで、よろしく頼んますわ」

▼イザナギ「疾走感、疾走感言われて、こっちは今まで疾走感という言葉を意識してなかったんで、疾走感ないのかなと思ってたけど、疾走感のあれは何なんですか? 誰も今まで言ったことないもん」

▼リンダマン「とにかくスピーディーに物事を簡潔にってことだよ」

▼イザナギ「貴様の持ってるベルトも失踪してるんだ?」

▼リンダマン「ふざけんな!」

▼イザナギ「何個か持ってるだろ? それ疾走してんのか?」

▼リンダマン「相手がいねぇんだよバカヤロー。俺が強すぎてな、この俺の強さにビビって同じ疾走でも試合前に失踪して俺たちの不戦勝なんてことになったら」

▼イザナギ「そっちの“しっそうかん"か?」

▼リンダマン「そういう“しっそうかん"もあるってことだよ」

▼イザナギ「クッソー、うまいこと言いやがって。口では何とでも言えるんでね。当日リングの上でどっちが強いチームか。もちろん対戦相手として最高のチームだと思ってますよ。アジアタッグかけるにふさわしい、ホントにいい試合してというか、全日本のリングでこれ以上GLEATさせるわけにいかないんで。全日本のお客さんもね、何言ってもウェルカムなんですよね。リンダ選手が出てきても拍手だし。という空気も変えてやろうかなと。逆にGLEATの勢いを押し返してやろうと思います。すいません、長くて」

▼ゼウス「いえいえ。質問もないんじゃないですか(笑)」

▼イザナギ「あるよ!」

▼リンダマン「ほしいですよね」

――昨日の後楽園大会で#STRONGHEARTSからアジアタッグ王者の存在感がないという意味合いのことを言われたが?

▼イザナギ「この1年間ベルトもって存在感ない!? (と立ち上がったらイスが倒れて)あ、ごめんなさい。確かに痛いところを突かれたかもしれないけど、我々なりにね、アジアのベルトという特性というか、僕の中で将来の三冠王者なり、スーパースターとなっていく、全日本に入門した選手が最初に目指すベルトだと僕は捉えてるんで、そういう意味で全日本の若い選手を中心に挑戦者を迎えてきたのかなと思いますけど、今回は実力も世界的に認められたチームなんで。僕のアジアタッグの本来のイメージはカンナム・エクスプレスvsパトリオット&ジ・イーグルなんで、そういう戦いができるんじゃないかなと。僕の理想とするタイトルマッチができるんじゃないかなと思ってます」

▼ゼウス「彼らが存在感という言葉を出したかあんまり聞いてなかったんで。でも疾走感という言葉は聞いたんですよ。そうですよね。アジアを僕が獲って、ヘビーの今が全盛期の僕が何でアジアを獲りにいったか、理由を言うと大阪プロレスの先輩、イザナギさんとベルトを獲りたい。僕はそこを作りたかったんですよ。あとは一つ道、自分の道もありますけど、イザナギさんの世界ジュニアへの道、階段になればいいかなと。これが正直な実情での理由ですね。そこから疾走感という言葉も僕も正直あまり理解がないんですけどね。今回こうやってGLEATのお二人と試合ができることによって、このアジアタッグまた盛り上がるんじゃないかなと思ってるんです。これまで強敵をこのアジアで望んできたにもかかわらず、若手同士のタッグチームとかヘビーが混ざってないタッグチームを当てられてきて、僕らもこのアジアについてはもう一つ物足りない部分もありました。でもアジアの試合はいつもイザナギさんが主役になって全力で守ってきた。試合を見たらわかる通りイザナギさんが中心になってこのベルトを守り続けてきたというところをみて、僕はこれまで1年以上防衛できてよかったなと思ってます。今回も絶対防衛して、自分も三冠に返り咲く道を作る。イザナギさんも世界ジュニアを獲る道を作っていく。そういう階段を一歩一歩、登れていったらいいんじゃないかなと。今回はより強敵やと思ってるんで、イザナギさん任せではなく、自分もどんどん積極的にリングに上がっていって試合をしようと思ってます。そして必ず勝ちにいきます」

――アジアタッグを獲ってやりたいことなど描いている青写真はある?

▼T-Hawk「まず全日本プロレスさんに上がらせてもらっていて今。それで単純にGLEATに一つ勲章は持って帰りたいなと思っていて。それで正直、一番自信のある…僕自身のシングルでもなく、リンダマン自身のシングルでもなく、T-Hawk&リンダというタッグチームであれば、勲章に一番近いんじゃないかなと思って。やっぱり全日本プロレスさんから刺激もいただいてますし、出るようになって僕個人としては王道トーナメントでライジングHAYATOと1回戦、2回戦で宮原健斗と肌を合わせてみて、プロレス魂に火が付いたというか。それもあって、感謝の意味もあって、だったらもっと全日本プロレスさんを我々GLEATが盛り上げていこうという意味もあっての、このベストタッグでのアジアタッグ挑戦というのが僕の中ではありますね」

▼リンダマン「先ほどワードとして出した疾走感というのが大事だってことがわかってるんで、さっきゼウスさんが言ってた、じゃあこのアジアタッグは何なのかと。イザナギさんが世界ジュニアに続く道、ゼウスさんが三冠に続く道、一歩一歩、上がっていくと言ったじゃないですか。一歩一歩とか言ってるから疾走感がないんじゃないかと。疾走感がないからこそアジアタッグ戦線が面白くないんじゃないかと僕は言いたいですね。僕たちがもし、それこそ全日本の選手だったら、三冠いくため、世界ジュニアにいくために10段飛ばしでも100段飛ばしでもいきますよと。それぐらいの疾走感がある方がいいんじゃないかなと思うし。獲ったうえでどうしていくかは、T-Hawk&リンダマン、いろんなところでいいタッグチームだと、いろいろ言っていただいたりするんですけど、さっき言った通り、いろんな団体でタッグタイトルマッチで負けてる輝かしい実績があるんですよ。これホントに輝かしいんですけど。でもね、そんなにいいよ、いいよと言われてるんだったら、そろそろしっかりと。アジアタッグは一つの勲章ですよ。悪いけどお飾りみたいな形で肩に引っ提げていろんな団体だったり、GLEATを通していろんなプロレスファン世界中にアピールするために必要なアクセサリーみたいなもんですよ。でもね、僕たち悪者じゃないですから、このアクセサリーをつけさせていただいてるというお返しに、全日本プロレスのアジアタッグ戦線を今までにない疾走感をもって盛り上げていくと。もうすでに挑戦者募集してますから。僕たちが王者って決まったわけじゃないですけど、すでに今から挑戦者を募集してもいいですよね? どうですか? 挑戦者、なりますか? 大丈夫ですか? どうですか? 誰か挑戦したい方。(誰も反応せず)こういうスタッフの方の疾走感のなさもこれから僕たちが直していかなきゃいけないなと思ってます」

▼ゼウス「いいですか? 少し。今、自分の一歩一歩を否定された気がしたんですけど、自分の生き方でいろいろ信念を持ってるんですね。自分の生き方で一歩一歩、歩んでいく。できることから。それが自分の人生の生き方なんでね。あまり急いでもコケたり失敗するのが嫌なんで。はじめに語ったとおり、このベルトの大切さ。何でこのベルトが大切なのか、それはイザナギさんと持ってるからなんです。自分にとってずっと15年来の付き合いの大好きな大切な、あの時もたくさん怒られた先輩とともに、なぜか大阪プロレス出身の生え抜きの二人が全日本でやっと獲ったタッグベルトなんですよ。二人の宝物なんです。けど、ここでは止まらない。全日本プロレスで唯一のベルトだけど、ナンバー1のベルトではないから。ジュニアでナンバー1になるには世界ジュニア、ヘビーでナンバー1になるには三冠ヘビー。目指すところは常にそこにあり。自分の生き方は常に、できることから一歩一歩。今までのこの10年間ずっとそうやって歩んできました。正直デビューしたての頃は100段飛ばしみたいなこともしてきて、いろんな生き方もしてきましたけど、たくさんコケて今があるからね。話が脱線しましたけどね。視聴者の方にも伝えたい。人生は絶対にできることから一歩一歩、歩むべき。それが大きな成功の道となるから。僕はそう信じてます」

――9月1日からGLEATのリングでも全日本との対抗戦が始まるが、獲ったらGLEATのリングでもアジアタッグ戦をやりたい?

▼T-Hawk「さっきも言いましたけど、しっかりこのベルト、ゼウスさんは三冠ヘビーのベルトに重きを置いて、それはわかるんですけど、僕らは逆に三冠ヘビーより今アジアタッグを面白いと思わせたいんですよ。一歩一歩も確かに大事ですけど、僕らはそれこそリンダマンも言いましたけど、100段飛ばしで、三冠と格差があるとしたら僕はそこを超えていきたい。それぐらいのベルトにしたい。なので防衛戦の場所とかもどこでやらなきゃいけないとかそういうのは僕はないと思っております」

▼リンダマン「僕のスタンスとしてはT-Hawkと多少違うかもしれないんですけど、愛嬌で許してもらっていいですか? アジアタッグは僕の中でさっき言った通りアクセサリーだったりとかっていう感覚でいるんですよ。僕はそんなことよりT-Hawk&リンダマンの方がタッグに関しては価値があると思ってるんですよ。だからGLEATのリングでT-Hawkとリンダマンが組んでるんだったら、それ以外の価値はいらないでしょ。ただ外に広めていくために、こういう一つわかりやすいものがあった方が外に広まりやすいっていうだけで。あとさっきのゼウスさんに反論するわけじゃないですけど、ゼウスさん、今何歳ですか?」

▼ゼウス「お前、誰に言うてんねん。調べてこい。お前いくつや?」

▼リンダマン「僕26です」

▼ゼウス「お前の一回り以上、上や」

▼リンダマン「40歳ぐらいってことでいいですか。40歳ぐらいになったら確かに一歩一歩確実に。そういう考えになるかもしれないですけど、今のこれからの未来を作っていくプロレス界の若手が一歩一歩、確実に石橋を叩いて渡るみたいな、そういう発想でいちゃいけないと思うんですよ。若い頃にゼウスさんもある程度失敗してきたと言ってますけど、今、僕たちは失敗を恐れずにガンガン前に出ていく姿勢で若手は特にやっていかないといけないんですよ。確かに石橋を叩いて渡る。そういう考え方もある。失敗を恐れずにガンガン突き進む考え方もある。結局どっちが正しいかを証明する戦いがアジアタッグ選手権だと思ってます。そういう感じでどうでしょう?」

▼ゼウス「その一歩一歩と何段飛ばしというのは戦いで証明にならんけど、このベルトはこのベルトで、確かにT-Hawk選手が言う通りね、僕も納得して素晴らしいなと思ったのが、このベルトを一番の値打ちに上げたいと。そういう気持ちがホント素晴らしいなと思うからね。自分らもこのベルトの価値がエル・リンダマン選手、T-Hawk選手と戦って勝つことによって必ず上がると思うんでね。このベルトの価値をもっともっと高めるためにも必ず勝ちたいと思います」

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