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10/9【東京女子】SKE48荒井がアジャに玉砕も2022年の継続参戦を熱望

 『WRESTLE PRINCESS II』が9日、東京・大田区総合体育館で行われ、SKE48の荒井優希がアジャコングに玉砕したものの、2022年の東京女子継続参戦を熱望した。

 この日、荒井はアップアップガールズ(プロレス)の渡辺未詩とのアイドルコンビで、アジャ&宮本もか組と対戦。初対決となったアジャを相手に果敢にエルボーを叩き込んだが、チョップ連打やサッカーボールキックで返り討ちにされてしまう。それでもエルボーで立ち向かうものの、逆片エビ固めに捕まり、一斗缶攻撃も食らってしまった。

 一方的な展開となったが、荒井は渡辺との連係でフロントハイキックを見舞って食い下がった。必殺技Finallyを振り下ろして一矢報いたものの、渡辺とのダブルブレーンバスターは不発。逆にアジャにブレーンバスターで二人まとめて投げられてしまう。それでも果敢に挑みかかった荒井だったが、アジャは強烈な張り手からバックドロップを敢行。荒井も自力で返す粘りをみせたが、最後はアジャのダイビングエルボードロップを食らって3カウントを聞いた。

 荒井がアジャに完敗を喫した。「初めて(東京女子の)先輩以外の方と試合をしました。プロレスラーとしてやるって言ってくださっていたので、覚悟はしてたんですけど、想像の何倍も強い」と振り返った荒井は「自分のできること、Finallyはどうしても決めたくて、未詩さんのサポートがあって、アジャさんに出すことができて、それは1個よかった。でも、まだまだ強くなりたいって気持ちをすごく感じます」と唇を噛みながらも上昇志向をのぞかせた。

 そのためにも東京女子のリングで経験を積み重ねていくしかない。「私は年内参戦の予定だったんですけど、中途半端は大嫌い。今日はアジャさんにこてんぱんにやられて。こんな状態でやめられない」と言い切った荒井は「2022年も東京女子に参戦させていただけたらうれしい。やり切るまでプロレスができたらなと思いました。アジャさんともまた当たったとき、『変わったな』と言ってもらえるように頑張りたい」とアジャとの再戦を見据えつつ継続参戦を熱望した。

☆『WRESTLE PRINCESS II』
東京・大田区総合体育館
[観衆]914人

◇第5試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/20分1本
宮本もか
○アジャコング
(16分03秒)
×荒井優希
渡辺未詩
※ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め


【アジャの話】「私は普通にプロレスをしました。やってることは普段通り。彼女(荒井)だからって特別なことをしたわけじゃない。それを彼女がどう感じ取ってくれるか。普段当たってる選手とは、体重があったり、パワーがあったり、キャリアもずる賢さもあったりするので。バックドロップ返されるとは思わなかったし、エルボードロップした後も、『殺してやるぞ』みたいな顔して立ち上がってきたからね。そのへんの気持ちの強さはある。アイドルやるって並大抵の根性じゃないですよ。彼女は二足のわらじって言われてますけど、アップアップガールズも二足のわらじだろうし。認めたくないけど、伊藤麻希もクビドルで、もともとアイドルやってたわけですから。それが今や東京女子の大田区のメインを張るくらいになってるわけですから。彼女にだって、その可能性がないわけじゃない」

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