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2/14【DDT】飯野がヌルヌルマッチで青木破ってEXTREME王座奪取 勝俣指名で3・27後楽園での初防衛戦が決定

 『DDT FREE-February-Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!』が14日、東京・新宿FACEで行われ、飯野“セクシー"雄貴がトルコレスリングルールで青木真也を破り、DDT EXTREME王座を奪取。3・27後楽園大会で勝俣瞬馬との初防衛戦が決まった。

 EXTREME王座は王者がルールを指定でき、この日、飯野を迎え撃った王者・青木は体にオイルを塗った状態で戦うトルコレスリングルールを希望。オイルが切れたときに補給するセコンドとして、青木に堀田祐美子、飯野に男色“ダンディ"ディーノと今成“ファンタスティック"夢人がそれぞれ就いた。

 飯野は必要以上にオイルを体に塗りたくり、まさにヌルヌル状態。青木が得意の関節技を狙っても滑って極められない。場外戦に転じると、フェロモンズは堀田をセクシーシーソーの餌食にしてやりたい放題。青木は床に落ちたオイルで足を滑らせてリングに戻れず。その間、飯野が場外カウント19で生還し、まんまとリングアウト勝ちを収めた。

 EXTREME王座が移動。飯野が第53代王者となり、同王座初戴冠を果たした。試合後、初防衛戦の相手に勝俣を指名。リングに上がってきた勝俣は「お断りします」と拒んだものの、今林久弥GMが強権発動し、3・27後楽園大会でのタイトル戦を決めた。

 盟友・飯野の戴冠を受け、ディーノは「きれいなだけじゃないプロレスをフェロモンズが担ってやろうって言ってんだ。プロレスの幅ってやつを飯野がこのベルトを持って体現してやる」と代弁して宣言。「徐々に潰していくから覚悟しとけ。その最初が瞬馬だ」と息巻いた。

 飯野の指名に拒絶反応を示していた勝俣は、自身の意思に関係なく挑戦が決まってしまった。「飯野とは同じユニット、ALL OUTでやってきたけど、あの頃の飯野はもういない。どんなルールでもやってやるよ。ヌルヌルする試合でもやってやるよ。やりたくないけど」と現実を受け入れるしかなく、「決まった以上、逃げやしない。嫌だけど」と覚悟を決めた。

 一方、7ヵ月間保持してきたベルトを失った青木だが、試合後、堀田からバレンタインのチョコをプレゼントされた。「ベルトは獲られたけど、俺にはこれ(チョコ)が来たよ! これで次につなげるよ!」と喜びを垣間見せながら仕切り直しを誓っていた。

☆3/27(日)東京・後楽園ホール『Day dream Believer 2022』10:30開場、11:30開始

▼DDT EXTREME選手権試合
[挑戦者]
勝俣瞬馬
vs
飯野“セクシー"雄貴
[第53代王者]
※飯野初防衛戦

プロ格 情報局