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6/8【全日本】アジアタッグV5戦へ北斗「俺らの世代で盛り上げていくしかねぇ」 大田区へ野村に通告「圧倒的な差見せつける」

 6・12後楽園大会でアジアタッグ選手権試合を行う王者・大森北斗&児玉裕輔、挑戦者・青柳亮生&ライジングHAYATOが8日、東京・湯島の全日本事務所で会見。「この歴史あるベルトを俺らの世代で盛り上げていくしかねぇんだ」と王者の責任感をむき出しにした北斗は、6・19大田区大会での野村直矢迎撃へ向けて「圧倒的な差を見せつけてやりたい」と返り討ちを予告した。

 5・15札幌大会でHAYATOが北斗にピンフォール勝ちを収め、亮生とのアジアタッグ挑戦を決めた。5・29後楽園大会でもHAYATOが北斗を撃破すると、6・6新百合ヶ丘大会では北斗が一騎打ちでHAYATOが雪辱。アジアタッグ戦へ向けて火花を散らしてきた。

 これが3度目のアジア挑戦となる亮生は「挑戦権をしっかりHAYATO君が取ってくれたんで、この波に乗ってHAYATO、亮生でアジアのベルトを巻きたい」と三度目の正直を誓うばかり。HAYATOも「このふざけた王者チームからベルトを奪って、我々のキラキラしたイメージをこのアジアのベルトにつけたい」と宣言した。

 対する北斗は今月28日に27歳の誕生日を控え、「誕生日おめでとう」と書かれたタスキをかけて会見に出席。自分の姿を棚に上げて「このベルトっていうのはな、60年以上の歴史があるんだよ。今までのチャンピオンには誰もが知ってる有名なレスラーたちが名を連ねてんだよ。てめぇらみてぇなチャラチャラ、ヘラヘラしたヤツらが挑戦していいベルトじゃねぇんだ」と挑戦者チームをバッサリ。「それを次のタイトルマッチで教えてやるからよ。覚悟しとけ」と通告すると、児玉も「挑戦者の二人、僕たちからベルトを獲る気なのか知らないけど、しっかりと僕らからこのベルト獲るイメージできてるの?」と上から目線で挑発した。

 いでたちはチャラチャラしているものの北斗は王者の責任感をむき出しにした。「俺にとって誕生日なんかどうでもいいんだよ」と言い放つと、「今大事なのはな、この歴史あるベルトを俺らの世代で盛り上げていくしかねぇんだ。そんなキラキラだの、そんな言葉いらねぇんだ。俺らの全日ジュニアぶつけてやろうぜって。それだけだろ」と亮生&HAYATOに呼びかけた。そして「27歳になってから1年間、27歳の年、またこのベルトをさらに1段階、2段階上に上げて、いろんな全日本プロレス観る人全員が『アジアタッグといえば第112代王者・大森北斗&児玉裕輔組だ』って言ってもらうために頑張るだけ」と誓ってみせた。

 北斗は6・19大田区大会で野村との一騎打ちも決まった。「やっぱり素直にあいつは腹立ちますよ」と吐き捨てた北斗は「やっぱりああいう好き勝手するヤツを許してたら、俺が今までやってきた3年間を、このリングの中心にはいつくばって食らいついてきたこの3年間を否定されるような気分になる」と嫌悪感をむき出しにし、「ああいう何もしなかったヤツがいきなり中心に立とうとしてると。それだけは絶対許しちゃいけない」とキッパリ。「大田区、あいつにはそんな豪華な舞台、必要ないはずなんですけど、まぁ、いいでしょう。その大舞台で圧倒的な差を見せつけてやりたいと思ってます」と予告してみせた。

☆6/12(日)東京・後楽園ホール『2022 DYNAMITE SERIES』11:30開始

▼アジアタッグ選手権試合
[挑戦者]
ライジングHAYATO
青柳亮生
vs
児玉裕輔
大森北斗
[第112代王者]
※北斗&児玉5度目の防衛戦


【会見の模様】
▼亮生「アジアタッグ選手権に挑戦するのが僕自身3度目。1度目はHAYATO選手と組んで、2度目はお兄さんと組んで、3度目はまたHAYATO選手と改めて挑戦権をしっかりHAYATO君が取ってくれたんで、この波に乗ってHAYATO、亮生でアジアのベルトを巻きたいと思います。よろしくお願いします」

▼HAYATO「我々、亮生&HAYATOは北海道から凄い流れが、勢いがついてるんで、このままこのふざけた王者チームからベルトを奪って、我々のキラキラしたイメージをこのアジアのベルトにつけたいと思います」

▼北斗「まぁね、今二人のコメント黙って聞いてれば、キラキラした俺たちだの、波に乗ってるだの、具体的なことを何一つ言えない。そんなどうしようもないことばっか言って、こいつらに言ってやりたいですよ。おめぇらよ、ヘラヘラしてんじゃねぇよ。このベルトっていうのはな、60年以上の歴史があるんだよ。今までのチャンピオンには誰もが知ってる有名なレスラーたちが名を連ねてんだよ。てめぇらみてぇなチャラチャラ、ヘラヘラしたヤツらが挑戦していいベルトじゃねぇんだ。それを次のタイトルマッチで教えてやるからよ。覚悟しとけ」

▼児玉「まず最初に、北斗君、28日、誕生日だって。おめでとう。このタイトルマッチが僕たちの5度目の防衛戦かな。僕は結構、今回の防衛戦が一番警戒してるというか、この目を見てもらったらわかるように凄く警戒してるというか、凄く気を張ってるので。挑戦者の二人、僕たちからベルトを獲る気なのか知らないけど、しっかりと僕らからこのベルト獲るイメージできてるの? できてるの? 見て、ほら。俺らをちゃんと」

▼北斗「おめぇらチャラチャラしてればいいってもんじゃねぇんだ」

▼児玉「見ろ。まぁ、僕らは今回のタイトルマッチしっかりイメージしてるんで、お楽しみに」

――誕生日はずいぶん先だが、気の早い格好をしているが?

▼北斗「何ですか? 俺がはしゃいでるって言いたいんですか? まず質問の前に誕生日おめでとうございますからだと思いますよ。まぁ、いいでしょう。気が早いということですが、僕自身ね、別に毎年毎年来るもんですから、誕生日なんて。今さら、そんな年に一回来ることですからね。はしゃぐ必要ねぇんじゃないかなって。たいしたことじゃないですよ。数が1個増えるだけです。俺自身は何も変わりません」

――誕生日を控えている中で今回の防衛戦は負けられない

▼北斗「さっきから誕生日、誕生日言いますね。別に僕は自分の誕生日なんか全然、気にしてないですし、何も変わんないですよ、いつもと。第112代アジアタッグチャンピオンの俺と児玉さんはいつも毎日のトレーニング、地に足つけて集中してやっていくだけなんで。はい」

――挑戦者チームは先ほどからヘラヘラしているわけではないが?

▼HAYATO「誕生日かどうか知らないけど、ホントに我々からしたら誕生日なんか知らないですし、逆にベルトを奪ってやる立場なんで、悲しい誕生日を迎えるんじゃないかなと思ってます」

▼亮生「ちなみにおいくつになられるんですか?」

▼北斗「そんなの覚えてねぇよ。俺にとって誕生日なんかどうでもいいんだよ。ヘラヘラするな」

▼亮生「すいません。たぶん95年生まれとか言ってるんで、26だか7だかわかんないけど、もうオジサンですよね。我々22歳、23歳でキラキラしたアジアタッグ、ちょっとお誕生日はどんよりしちゃうかもしれないですけど…」

▼北斗「関係ねぇんだ、そんなのよ! 今大事なのはな、この歴史あるベルトを俺らの世代で盛り上げていくしかねぇんだ。そんなキラキラだの、そんな言葉いらねぇんだ。俺らの全日ジュニアぶつけてやろうぜって。それだけだろ」

▼亮生「だそうです」

――27歳の目標は?

▼北斗「27歳の目標ですか。そうですね。まぁ、何て言うんですかね。やることは27歳になってもまだまだ僕の中では変わらないと言いますか。やっぱり先日、アジアタッグ、このベルトに挑戦表明してきた違うチーム、田中稔、歳三組って言うんですか。あの二人がこのベルトが今、輝いてない、誰も注目してないって言い放ったんですよ。なんで僕らのタッグは最高に輝いてますけど、そんなこと言う人がいるってことは、まだまだ認めてない人たちもいるのかなって思うんで。27歳になってから1年間、27歳の年、またこのベルトをさらに1段階、2段階上に上げて、いろんな全日本プロレス観る人全員が『アジアタッグといえば第112代王者・大森北斗&児玉裕輔組だ』って言ってもらうために頑張るだけですよ」

――6・19大田区大会で野村直矢選手とのシングルマッチが正式に決まったが?

▼北斗「やっぱり素直にあいつは腹立ちますよ。2年半近く…2年間ですかね。お客さんは全員ずっと待ってたんですよ。それは会場にいてもひしひしと感じるんですよ。野村さんのことを一時も忘れず待ち続けた人がいて。しかも2年間ですよね。長いですよ。凄く長いです。やっと帰ってきたってその瞬間、僕はちょっと悔しかったんですよ。2年間、表に出てこなかったヤツなのに全日本のリングに上がるって決まった瞬間にお客さんはうれしそうな顔してて。やっと帰ってきた、ずっと待ってたって顔してて。挙げ句そこで退団するなんて言い出したんですよ。この前の新百合もそうですけど、どうしようもないことになってました。やっぱりああいう好き勝手するヤツを許してたら、俺が今までやってきた3年間を、このリングの中心にはいつくばって食らいついてきたこの3年間を否定されるような気分になるんですよね。ああいう何もしなかったヤツがいきなり中心に立とうとしてると。それだけは絶対許しちゃいけないなって俺、思ってるんで。大田区、あいつにはそんな豪華な舞台、必要ないはずなんですけど、まぁ、いいでしょう。その大舞台で圧倒的な差を見せつけてやりたいと思ってます」

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