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8/23【新日本/スターダム】IWGP女子王座新設 11・20有明で初代王者決定 岩谷がベルト獲りに色気、棚橋もエール

 新日本とスターダム初の合同興行となる11・20有明アリーナ大会『Historic X-over』についてのオンライン会見が23日、行われ、IWGP女子王座の新設と初代王者決定トーナメントの開催が決定。岩谷麻優が新設ベルト獲りに色気を見せ、棚橋弘至もエールを送った。

 40年近い歴史を誇るIWGPに初の女子王座が誕生する。その名もIWGP女子王座。この秋、初代王者決定トーナメントが開催される。1回戦が新日本10・2ロンドン大会、スターダム10・22後楽園の両大会、準決勝がスターダム10・23立川大会でそれぞれ行われ、新日本とスターダムの合同興行となる11・20有明大会で決勝戦=初代王者決定戦が行われる。「今後、世界標準のスタイルで新日本プロレスとスターダムのプロレスが世界へ打って出ていくため」(菅林直樹会長)の目的通り、日英を股にかけた舞台でタイトルの歴史が始まることになる。初代王者は2023年1・4東京ドーム大会で初防衛戦が予定されている。

 出場選手はこの日、発表されなかったものの、岩谷が新設ベルト獲りに色気たっぷりだ。というのもこの日、11・20有明大会のカードが一部発表となり、男女ミックスドマッチ3試合が決まったが、そこに岩谷の名前はなかった。「何で棚橋さんと同じカードではないんでしょうか?」と不満を漏らした岩谷だが、そこで浮上するのが初代王者決定トーナメント出場だ。

 「有明アリーナのお客さんを大熱狂させる自信がスターダムにもありますので、それほど女子のプロレスも熱いっていうところを初めてみる新日本さんのファンの方にも伝われば」と意気込む岩谷は「自分はSWAの今のチャンピオン。そのベルトを大切に守りつつ、IWGPのベルト、初代のベルト、このチャンス、自分が獲りにいって、両方巻いて世界中に岩谷麻優をアピールしていきたい」と意欲を見せた。

 IWGP女子王座の新設が発表されたのは7月29日のスターダム戦略発表会。その際、賛否両論が飛び交ったが、棚橋は「やる前にとやかく言うよりも、まずやってみて、そこからまたいい部分、悪い部分っていうのは必ず出てきますんで、そういった部分を選手、団体の努力でいい方向に向けていけばいい」と肯定的。「歴史のあるベルトのいい部分をうまく利用して、IWGP女子っていう部分で対世間だったりとか、対他の団体だったりとか、インターナショナルなのでアメリカだったり世界中の選手に対してIWGPの女子王座ができたよってことを大いにアピールして」と岩谷に初代王座獲りのエールを送った。


☆IWGP女子王座決定トーナメント

▼一回戦
10・2新日本プロレス・ロンドン
10・22スターダム後楽園ホール

▼準決勝
11・23スターダムアリーナ立川立飛大会

▼決勝戦
11・20新日本プロレス×スターダム合同興行 有明アリーナ大会

プロ格 情報局