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9/10【DDT】青木が鈴木と初対決 「目指している先にあるようなものを追いかけ続けたい」

 『ジャパンベーカリーマーケティング株式会社 presents 竹下幸之介デビュー10周年記念興行〜西成ベイブルース〜』が10日、大阪・西成区民センターで行われ、青木真也と鈴木みのるの初対決が実現。青木は「目指しているものの先にあるようなものがちょっとつかめたような気がする。それをもうちょっと追いかけ続けたい」と続きを見据えた。

 珍しく黒のショートタイツで登場した青木はHARASHIMAとタッグを結成。対する鈴木は坂口征夫との異色タッグで出陣した。いきなり青木と鈴木が先発で登場。ピリピリするようなレスリングの攻防を展開した。2度目の対決では、青木が裏アキレス腱固めに捕獲すると、エスケープした鈴木は場外戦に持ち込んでイス攻撃をお見舞い。リングに戻るとスリーパーで絞め上げた。

 鈴木がゴッチ式パイルドライバーを狙うと、回避した青木は脇固めに移行。ミドルキック連打から飛びつき逆十字で絡みつき、鈴木がロープに逃れると、エルボーの打ち合いに発展した。

 その後、HARASHIMAと坂口に替わると、HARASHIMAがハイキック、リバースフランケンシュタイナー、串刺し蒼魔刀とたたみかけたが、坂口は飛びつき三角絞めで逆襲。ハイキックの相打ちから、坂口が神の右ヒザを叩き込んで3カウントを奪取した。

 決着がついた後も青木と鈴木は場外で首をつかみ合った。「鈴木みのるを触ってみて、なんか強さの向こう側とか、目指しているものの先にあるようなものがちょっとつかめたような気がする」という青木は「それをもうちょっと追いかけ続けたい」と続きを視野に入れた。

 一方、鈴木を標的にしてきた坂口は「追いかける立場として、追いかけてる人間が隣にいると、こういうもんなんだと実感した。勝ったけど悔しいね。もっと鈴木みのるを食ってやりたかった」と不満を口に。「竹下の10周年で今日だけは目をつぶろうかと。この先、10月1日にDDTじゃないけど、(WILD ONEで)やり合う試合もある。組んでても、やり合っても鈴木みのるを食ってやりたい。ますますその気持ちが強くなった。食っていかないと生き残っていけない」と改めて鈴木狩りを見据えていた。

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