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10/13【DDT】青木がHARASHIMAとのKO-D最終戦制すも「勝ったけど内容は負け」

 『God Bless DDT 2024 TOUR in FUKUOKA』が13日、アクロス福岡で行われ、KO-D無差別級王者・青木真也が10・20後楽園大会におけるHARASHIMA戦へ向けた最後の前哨戦を制したものの、「勝ったけど内容は負け」と不安を残した。

 この日、青木は上野勇希と組み、HARASHIMA&正田壮史組と激突。1週間後のV2戦へ向けた最後の前哨戦となった。青木とHARASHIMAはレスリングの攻防でしのぎを削り、押さえ込みの応酬でヒリヒリした戦いを展開。エルボー合戦からジャンピングハイキックを放ったHARASHIMAがリバースフランケンシュタイナー、蒼魔刀で一気に攻め込んだが、最後は青木が変型首固めで正田を丸め込んで3カウントを奪った。

 最後の前哨戦を制し、あとは1週間後のV2戦を迎えるのみとなった。が、青木は試合後、「勝ったけど内容は負けです。追い込まれた。やっぱりもらっちゃダメだな、蒼魔刀。もらうと頭真っ白になるな」とまるで敗者のよう。それでも「あと1週間で調整きくか分かんないけど、一生懸命やります」と前を見た。

 一方、HARASHIMAは「探り合いで勝負を競いながら結構心理戦になったと思うけど。すごいヒザ応え、手応えがあって。必殺技が決まれば通用するってことが再確認できた」と好感触をつかんだ。勝てば自身が樹立した最多記録を更新する11度目の戴冠となり、「後楽園に向けて全力でいくだけ」と力を込めた。

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