【AEW】インターナショナル王座挑戦者決定T幕開け 柴田が3日後1回戦でリコシェと対決 2025/3/13

 AEWダイナマイトが現地時間12日、カリフォルニア州フレズノで行われ、AEWインターナショナル王座挑戦者決定トーナメントが開幕。柴田勝頼が3・15コリジョンにおける1回戦でリコシェと対決することになった。

 3・9『AEW:レボリューション』でケニー・オメガがKONOSUKE TAKESHITAを破ってインターナショナル王座を初戴冠。初防衛戦の舞台が4・6フィラデルフィア大会『AEW:ダイナスティ』に決まった。8選手による挑戦者決定トーナメントの開催が決定。この日から1回戦が幕を開け、柴田は今月15日、ラスベガスで行われるコリジョンでリコシェと対決することになった。

 この日のオープニングに王者・ケニーが登場。「医師、ウィル・オスプレイのサポートのおかげで、俺は戻ってきただけでなく、二度と手にできるとは思ってもいなかったものを手にして戻ってきた」と切り出すと、「物議をかもすかもしれないが、TAKESHITAに感謝するよ。偉大なチャンピオンだっただけでなく、TAKESHITAが成し遂げたことが一つある。それはこのベルトを真のインターナショナル王座にしたことだ」とTAKESHITAを称えた。そして挑戦者決定トーナメント開催を受け、「ボスのトニー・カーンがトーナメントを思いついた時、素晴らしいアイデアだと思った。なぜなら俺は最高の選手と戦いたいからだ」と話した。

 ケニーがリングを降りると、試合に臨む“The OPP's"サモア・ジョー&柴田&フックが登場。柴田は花道を下がっていたケニーとしばし向き合い、視線を交わした。The OPP'sはビニー・パシフィコ&イーライ・セシウス&ゲイブリエル・アエロスと対戦。柴田はパシフィコを相手に串刺しジャンピングハイキック、マシンガン逆水平、顔面への串刺し低空ドロップキックの猛攻を浴びせる。さらにハーフハッチで投げ飛ばし、スリーパーで絞め上げると、PKで蹴り飛ばしてあっという間に3カウントを奪った。

 3日後の1回戦へ向けて柴田が好調ぶりを見せつけた。相手のリコシェはバックステージで「いいか、柴田、俺はお前のすべてを知っている。お前が何をできるか知っている」と豪語。「だからあきらめる選択肢を与えているんだ。棄権しろ。コリジョンには来なくていい」と迫った。また、この日、1回戦2試合が行われ、マイク・ベイリーがビースト・モルトスに、オレンジ・キャシディがエチセロにそれぞれ勝利した。