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10/5【DDT】ベビー転向の佐々木がイサミとのUNIVERSAL王座V1戦へ優等生発言連発

 10・12後楽園大会でDDT UNIVERSAL選手権試合を争う王者・佐々木大輔、挑戦者・木高イサミが5日、東京・千代田区の神田明神内で会見。ベビーフェイスに転向した佐々木は初防衛戦へ向けて優等生発言を連発した。

 当初、藤田ミノルがUNIVERSAL王座に挑戦予定だったが、体調不良のため欠場となり、王者・佐々木が10・3山形大会で挑戦者を公募。これにBASARAのユニット「戦闘民族」で藤田と共闘するイサミが名乗りを挙げ、10・12後楽園大会での同王座挑戦者に決まった。

 イサミのUNIVERSAL王座挑戦は昨年6・6無観客試合以来、1年4ヵ月ぶり。前回はハードコア3WAYマッチで、勝俣瞬馬が王者・佐々木に敗れ、イサミはベルト獲りを逸した。「去年、佐々木さんとは3WAYマッチで戦って、僕は『五輪イヤーにやりたい』と言ったんですが、佐々木さんは『10年くらいやりたくない』と言われたんですけど。このタイミングで挑戦できるのはうれしい」と話した。

 8・21富士通スタジアム川崎大会で2度目の戴冠を果たした佐々木はこれが初防衛戦となる。DAMNATIONが9・26後楽園大会で解散となり、ベビーフェイス転向を決意。この日の会見にも正装で現れ、「ベビーフェイスの佐々木大輔です。挑戦者として名乗りを挙げてくださいましたイサミさん、BASARA様には感謝しかありません。ありがとうございます。藤田さんが欠場になりまして、イサミ選手が出てきてくれて感謝しかない」と謝意を強調した。

 DAMNATION時代は悪の限りを尽くした佐々木だが、もはやその面影はない。「しかも去年、このベルトを懸けて戦った記憶もありました。まさかその続きができるというのは、運命に感謝ですね」と殊勝に続けると、「正々堂々闘うのか?」の問いにも「正々堂々戦って、熱い試合をして防衛して。翌朝、早く目覚めて太陽の光を浴びる。これが私の目標です」と人が変わったかのように優等生発言を繰り返すばかり。新ユニット結成の可能性については「日頃の行いを皆さんにベビーフェイスになったところを見せて。毎日掃除もして、悪くないところを見せれば、誰かが寄ってくるかもしれないけど、未定です」と述べた。

 佐々木のファイトスタイルも変貌を遂げる可能性がある。イサミは「プロレスラーは1年くらいでヘタしたら別人になったりする。スタイルを変えてるところということで全く新しい戦いと思ってます」と別人の感覚で戦うつもり。「そんなに対戦した経験はないけど、一筋縄ではいかない選手だと分かってる。スタイルを変えてきたところで厄介。シンプルな試合じゃない。もともとテクニックがある選手なので、その辺は注意したい」と警戒していた。

☆10/12(火)東京・後楽園ホール『Get Alive 2021』17:30開場、18:30開始

▼DDT UNIVERSAL選手権試合
[挑戦者]
木高イサミ
vs
佐々木大輔
[第5代王者]
※佐々木初防衛戦

プロ格 情報局