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11/6【DDT】小嶋斗偉が念願のThe37KAMIINA入り 「もっと強くなる」

 『D王 GRAND PRIX 2021 II』神奈川・横浜ラジアントホール大会が6日、行われ、デビュー1年未満の新鋭・小嶋斗偉が念願のThe37KAMIINA入りを果たした。

 かねてからThe37KAMIINA入りを希望していた小嶋は昨年12月にデビューした新鋭。左ヒジ脱臼で6月から欠場していたが、11・3大田区大会で5ヵ月ぶりに復帰。高鹿佑也と組んで岡谷英樹&石田有輝組と対戦し、後輩の石田を破って自力初勝利を挙げた。

 だが、The37KAMIINA入りは認められず、この日、組まれたのは竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希との直接対決(パートナーは高尾蒼馬、石田)だった。納得いかない小嶋は竹下にドロップキックで奇襲。やられてもやられても必死に食い下がった。勝俣、竹下にチョップ連打を浴びせ、竹下にフルネルソンバスターを決めるなど奮闘したが、最後は勝俣のととのえスプラッシュを浴びて3カウントを聞いた。

 あきらめない小嶋は試合後、「大田区で勝ったじゃないですか。初勝利したじゃないですか。何で入れてくれないんですか? 僕は入るはずなのに、相手にすらしてくれないじゃないですか」と懇願した。勝俣が「俺はウエルカムだよ」と歓迎し、竹下もうなずいたが、上野は「勝ったと言っても、デビューして3、4戦目の石田だろ」と指摘して認めない。

 「勝ちは勝ちじゃないですか」と反論した小嶋は上野の顔面を張ると「(ケガで)5ヵ月休んで悔しい思いをして。この全員を倒すくらい強くなります。The37KAMIINAに入りたいんです」と熱意を示した。すると上野も認め、小嶋を張り返した。晴れてThe37KAMIINA入りが決まった小嶋は「よろしくお願いします!」と叫ぶと、上野、勝俣に張り手をかまし、竹下とガッチリ握手。「The 37 KAMIINAで頑張って、もっと強くなります」と誓った。

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