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12/12【DDT】竹下が秋山直伝ジャンピングニーを初披露 岡林とのKO-D戦へ手応え「ヒットすれば勝利につながる」

 『NEVER MIND 2021 TOUR in SHINJUKU』東京・新宿FACE大会が12日、行われ、KO-D無差別級王者・竹下幸之介が秋山準から伝授されたジャンピングニーバットを初披露して快勝。岡林裕二との2度目の防衛戦(12・26代々木)へ向けて「岡林裕二選手にもヒットすれば勝利につながる」と自信を深めた。

 この日のメインイベントはDDTのトップクラスによるスペシャル6人タッグマッチ。竹下&秋山&HARASHIMA組と遠藤哲哉&樋口和貞&上野勇希組が激突した。試合は新生バーニング結成が決まった遠藤と秋山が激しくやり合うなどバチバチの攻防が続いた。15分過ぎ、ラリアット、ドクターボムと怒とうの攻めを見せる樋口によって竹下が劣勢を強いられた。

 その後、竹下がジャーマンで逆襲すると、間髪入れず秋山が串刺しジャンピングニー、エクスプロイダーの連続攻撃で援護射撃に出た。そして竹下が秋山にホイップされた樋口めがけて豪快なジャンピング・ニーを一閃。すかさずザーヒー、ラリアット、ジャーマンスープレックスホールドへとつなぎ、樋口から3カウントを奪った。

 竹下が秋山直伝のジャンピングニーを初披露したうえで快勝。試合後のリング上で「ジャンボ鶴田さんから秋山さん、秋山さんから僕にこうしてジャンピングニーを継承してくださったことは光栄です。僕が大切に使って継承していきます」と誓った。12・26代々木大会では岡林とのKO-D王座V3戦を控え、「12月18日の名古屋(国際会議場イベントホール)、そして26日の代々木は竹下幸之介と岡林裕二の物語。DDTvs大日本の対抗戦になるので、DDTのチャンピオンとして、DDTの代表として胸を張ってぶつかり合いたい」と宣言して締めた。

 初使用となったジャンピングニーが勝利の呼び水となった竹下は「継承してもらったからには、使ってナンボ。竹下幸之介の武器として、さらに鬼に金棒」と手応え十分のようで、「岡林選手とのタイトルマッチにも自信がついたし、樋口の巨体を吹っ飛ばすことができたので、岡林選手にもヒットすれば勝利につながると確信しています」と自信を深めた。

 一方、伝授した秋山も「ジャンピングニーも言うことはない。バッチリ決めてくれた」と太鼓判。「任せて、しっかり使ってくれれば。今日は組んだけど、今度は俺がぶち込まれることもあると思う。そこは遠慮せず、ぶち込んでもらいたい」と竹下に期待を込めた。

 また、秋山を新生バーニングの参謀として従えることになった遠藤は「秋山準というどう猛な獣を簡単に飼い慣らせるとは思ってない。バーニングをまとめるリーダーとしては、もっと強くなる必要がある」と改めて決意。「今日は秋山準の毒を取り入れて俺のものにすることはできなかった。俺のものになれば、もっと強くなるし、もっと上にいける」と12・26代々木大会から始動する新生バーニングにかける思いを口にしていた。

プロ格 情報局