【ブラッドスポーツ】4年半ぶり日本マット登場のジャクソンがシュレック戦へ自信「ただKOするだけ」 2024/6/21

 6・22両国大会参戦選手が21日、都内で囲み取材を受け、関根“シュレック"秀樹と対戦するクイントン“ランペイジ"ジャクソンが4年半ぶりの日本マット登場へ向けて「ただKOするだけ」と予告した。

 かつてPRIDEのトップファイターとして活躍したジャクソンは2019年のベラトールジャパン12・29さいたまSA大会以来、4年半ぶりの日本マット登場となる。以降は体調不良に悩まされたものの復調し、旧知のジョシュ・バーネットからオファーを受けて即諾。「こうして日本に戻ってきて試合ができるのはうれしいし、楽しみだ」と闘志を燃やしている。

 相手のシュレックはRIZINファイターとしても活躍しているが、ジャクソンは「対戦相手がどこでどのように戦っていようと俺には関係ない。ただKOするだけ」とキッパリ。「とにかくでかくてタフガイだということを聞いている。お互いのタフさをそこで見せつけられたら」と真っ向勝負を見据えたジャクソンは「パワーが凄いと聞いているが、果たして自分よりパワーがあるのか、明日楽しみにしている」と自信とともに不敵な笑みを浮かべた。

【会見におけるジャクソン】

▼ジャクソン「シュレック選手についてはとにかくでかくてタフガイだということを聞いている。だから、お互いのタフさをそこで見せつけられたらと思っている。パワーが凄いと聞いているが、果たして自分よりパワーがあるのかどうか、明日楽しみにしている」

――ブラッドスポーツの印象は?

▼ジャクソン「自分の戦い方にそれ以上のルールは全く必要ない。ただKOするだけだ」

――日本での試合は久しぶりだが、何を見せたい?

▼ジャクソン「前回、日本で試合をした時は体調が凄く悪くて、結果的にアメリカで体調を戻すのに4年ぐらいかかった。アメリカでのヘルスケアに対する治療は結構大変で時間がかかった。ただ、こうして日本に戻ってきて試合ができるのは非常にうれしい。いつも日本、武士道に興味を持っているので、日本で試合をするのが非常に楽しみだ」

――体調が悪かったというのはどんな状況だった?

▼ジャクソン「病院にかかっていた時に診断ミスがあって、適正な薬でないものを処方されて、そういったミスだったが、体重を増量させた方がいいというようなアドバイスがあって、そのようにしていたんだが、結果的に正反対のことをやるべきだった。だいぶ長い間、薬を飲んでいたので、それを抜くためにも時間がかかり、しっかりと代謝を上げて、薬の影響を抜くためにかなりの時間が必要だった。アメリカでの病院、医療のレベルに不信感を持っているが、そういったことがあって体調が悪い期間が長かった」

――シュレック選手はジャーマンスープレックスで投げると予告しているが?

▼ジャクソン「自分は年を取りすぎて、よくわからない。何を言っているのかわからないな」

――桜庭選手も出場するが、また試合してみたい気持ちはある?

▼ジャクソン「初めて桜庭さんと対戦したときは2週間前の短い準備期間だったのもあるし、アメリカでの総合は5分の試合が主流だったが、あの時は10分だった。いろいろ初めてなことがあって、自分の経験も少なかった。今、彼とリマッチしたいかと聞かれたら、リマッチするよりも、俺は桜庭さんの大ファンなので、ファンとして彼の試合を見ていた方がうれしいな」

――バーネット選手からどんな形でオファーがあった?

▼ジャクソン「ジョシュ・バーネットとは古い友人で、15年前ぐらいだったと思うが、一緒に練習して、スパーリングパートナーだった。彼とはしばらく連絡を取っていなかったが、メッセージが来て、ブラッドスポーツ武士道、日本で試合をしないかという誘いだった。その試合を受けるのに長く時間はかからなかった。速攻で返事して日本で試合ができるんだったら戦いたいと決めた」

――現役のRIZINファイターと戦うが?

▼ジャクソン「対戦相手がどこでどのように戦っていようと俺には関係ない。俺は25年以上、総合格闘技をやっているし、自分が歩んできた道は誰もが歩めるものではないと思っている。対戦相手が誰であろうと全く関係ない」