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7/11【全日本】挑戦者欠席に中島激怒も初防衛による南野更生視野に 7・14GAORA王座戦会見

 7・14後楽園大会で南野タケシとのGAORA TV王座初防衛戦を控える中島洋平が11日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。挑戦者の会見欠席に怒り心頭の中島は「チンピラみたいな南野タケシを追い返して、また皆さんの前で僕とアモーレの姿をお見せしたい」と初防衛を誓い、南野更生も視野に入れた。

 中島は6・15後楽園大会で田村和宏に雪辱を遂げ、GAORA王座2度目の戴冠。愛するアモーレを我が手に取り戻した。その喜びもつかの間、突如表れた南野がGAORAベルトを舐め回す陵辱行為で挑戦をアピール。初防衛戦となる7・14後楽園大会での迎撃が決まった。

 ただでさえ南野に対する怒りを燃え上がらせている中島だが、それが増幅することとなった。この日、タイトルマッチの会見を南野が欠席。しかも理由は「暑いからやめた」という何とも身勝手なもの。テーブルを叩いて怒りをあらわにした中島は「おかしいでしょ? 何ですか、これ? 南野タケシ、暑いから欠席? この時点で結果は見えてるんじゃないですかね」と吐き捨てた。1ヶ月前の後楽園以来、怒りと屈辱に震えながらGAORAベルトを毎日磨いてきたという中島は南野が「アモーレちゃんと毎日一緒に寝るのが俺の夢」とコメントを送りつけてきても、「もちろんそれは夢のままで終わらせます」と断言。「7月14日、よりピカピカになった姿をお見せして、チンピラみたいな南野タケシを追い返して、また皆さんの前で僕とアモーレの姿をお見せできるかなと思います」と初防衛を誓うばかりだ。

 一方で中島にとって南野は特別な存在でもある。同い年でありながら南野は闘龍門の先輩。プロレス入り前の学生時代、南野の活躍に羨望のまなざしを向けた中島は「高校卒業したら絶対追いついてやる、絶対倒してやる」と対抗意識を燃やしていたといい、「闘龍門では南野選手と触れ合う機会は一切なかったですけど、今こうして全日本のリングでコンプレックスの塊をぶつけることができる、そしてアモーレの怒りをぶつけることができる」と運命的なタイトルマッチに燃えている。

 今でこそ南野は悪の限りを尽くすヒールだが、デビュー当時は“ロス・サルセロス・ハポネセス"の一員として度派手なコスチュームの陽性キャラクターだった。「あの人も15年前、デビュー当時は明るくサルサなんて踊ってましたよ」と指摘した中島は、「僕が戦ってるのはミカンじゃない、人間なんです。人間の性根が腐ることは絶対にない。そう思ってチンピラ魂を、15年前のハッピーにサルサを踊ってた頃に戻すぐらいのつもりで試合に臨みたい」と南野を更生させる構えもみせていた。

☆7/14(木)東京・後楽園ホール『2016サマーアクション・シリーズ〜熊本地震 復興支援チャリティーツアー〜』開幕戦 18:30開始

▼GAORA TVチャンピオンシップ
[挑戦者]
南野タケシ
(1/60)
中島洋平
[第9代王者]
※中島初防衛戦


【会見における中島】
▼中島「(テーブルを叩いて)おかしいでしょ? 何ですか、これ? 南野タケシ、暑いから欠席? この時点で結果は見えてるんじゃないですかね。この夏の暑さ、2016年今年の夏も大変暑いですよ。でもね、僕とアモーレ、そんな熱さじゃないだろと。その暑さに負けてるようじゃ、やる前から結果はみえてる。6月からホント許せなくて、あの試合後、あの人アモーレのこと舐め回したでしょ(テーブルを叩いて) まだ俺だってそんなしてねぇっつうの! あの日、アモーレのことを守れなかった自分自身も悔しいし、何より南野タケシに腹立ってますよ。あれから激落ちくんでアモーレしっかり磨いてますよ。毎晩毎晩。ちょっと今までよりきれいになったと思いません? この激落ちくんでピカピカになってますから、アモーレ、7月14日、よりピカピカになった姿をお見せして、チンピラみたいな南野タケシを追い返して、また皆さんの前で僕とアモーレの姿をお見せできるかなと思います。南野タケシ選手に関していうと、6月の恨みもあるんですけど、僕としてはそれと同じぐらい彼に対してはコンプレックスの塊っていうのがあってですね。僕も彼も昭和60年生まれ、今同じ30歳ですね。彼は15歳で闘龍門に入り、僕は18歳で闘龍門に入門しました。南野タケシは天才ルチャドールとして闘龍門の新人の中で気鋭をあげていた。それを雑誌でうらやましげに読んで、函館から高校卒業したら絶対追いついてやる、絶対倒してやる、そういう思いを溜め込むしかなかったですね。それを今回一緒に晴らすいい機会かなと思ってます。運命のいたずらか、闘龍門では南野選手と触れ合う機会は一切なかったですけど、今こうして全日本のリングでコンプレックスの塊をぶつけることができる、そしてアモーレの怒りをぶつけることができる。リング上を利用して全部ぶつけたいと思います。チンピラ、チンピラ言ってますけど、あの人も15年前、デビュー当時は明るくサルサなんて踊ってましたよ。僕は思うんです。僕が戦ってるのはミカンじゃない。人間です。15年プロレス続けてればどっか痛いところ、いろんなところが出てくると思います。でも僕が戦ってるのはミカンじゃない、人間なんです。人間の性根が腐ることは絶対にない。そう思ってチンピラ魂を、15年前のハッピーにサルサを踊ってた頃に戻すぐらいのつもりで試合に臨みたい。そしてキッチリ勝って、また皆さんの前で激落ちくんできれいになったアモーレと僕の姿をおみせしたいと思います」

――「暑いから」というとんでもない理由で南野が欠席したが?

▼中島「ホントですよ。だったら涼しい格好で来ればいいじゃないですか。日傘さしてでも。暑いからってね、ただ単純におかしいだろとしか思えない。僕そういうところが嫌なんですよね。この前の後楽園から南野タケシのことを考えるとムカムカときちゃってじん麻疹が出て目が腫れてちょっと隠してるんですけど、それぐらい僕はストレス抱えてます」

――南野がベルトを舐め回し、文字通りつばをつけられたが、ベルトを奪われるかもしれないという危機感はある?

▼中島「危機感というよりもただただ怒りですね。怒りとあの時は少しでも早く奪い返して、一秒でも早くきれいな体にしてあげたかった」

――南野は「ベルトと毎日一緒に寝るのが夢」と言っているが?

▼中島「もちろんそれは夢のままで終わらせます。結構プロレスマニアと身内にも言われるんですけど、ちょうど1年前の試合結果を見てたら、去年の7月に南野タケシ選手は第6代王者だったSUSHI選手に挑戦してるんですよ。それを考えると、あの人にも一貫してGAORAっていうものに対してピュアな部分は残ってると思うんですよ。さっき言ったミカンじゃないという部分もそこに通じるんですけど、そのピュアな部分を無理やりにでも思い起こさせてやろうかなと。僕の鉄拳制裁で」

――中島選手は毎日GAORAと一緒に寝ている?

▼中島「何でもそうだと思うんですけど、一緒の時もあれば、ちょっと距離を置くのは当然のことだと思うんですね。それはお互い自分というものを持ってますから。僕に友達がいれば、アモーレにも友達がいる。お互い友達と会う時間もあれば一緒になる時間もある。そこはお互い尊重してます」

――ちなみにアモーレの友達というのは?

▼中島「僕もまだ一緒に遊んだりしたことはないけど、結構友達が多いみたいで。男女問わず」


☆南野のコメント

中島洋平様

今日、会見行こうと思ったけど暑いからやめたよ!

このあいだの後楽園ホールでお前の“アモーレ"を味見してやったときに確信したよ。

アモーレちゃんは俺のこと好きなんだなぁって。

俺はお前からアモーレちゃんを奪い、好きなだけなめ回してやる!

ほんのり鉄っぽい味がしたけどアモーレちゃんと毎日一緒に寝るのが俺の夢だな!

俺がアモーレちゃんの新しいご主人様になってやるからよ。

アモーレちゃん、14日に俺のものにしてやるから、楽しみにしてろよ!

アモーレちゃん、よろしくね!

南野タケシ

プロ格 情報局